後遺症がない傷害事故の場合には、治療費や治療に伴う付随費用、休業損害、慰謝料などが被害者側に支払われる示談金となります。
示談交渉は被害者の傷害がもうこれ以上改善しない状態である「症状固定」の段階になって始まりますが、後遺症がない場合には完治の段階が症状固定の段階となります。ケガが落ち着いてきた段階で、加害者側の保険会社は物損の被害について示談をして来ようとすることが多く、この時に「過失割合」についても交渉を行なってきます。示談が成立してしまうと、その後に交渉を蒸し返すことは難しいため、弁護士に交通事故の相談をしていないときには、この段階であっても弁護士に相談することが弁護士基準での示談金を受け取るために重要であるといえます。
また、後遺症がない場合であっても、医師によっては「後遺症有り」として後遺障害等級認定を行う場合もあります。このような場合、受け取る示談金額が大きく変わってくるため、後遺障害が遺っている可能性がある場合には、受診している医師以外の第三者に意見をもらうことも大切です。
栄パーク総合法律事務所では、交通事故被害者に寄り添い、弁護士としての経験と知識を基に交通事故の問題解決に尽力させていただきます。交通事故被害でお困りの際はお気軽にご相談ください。
自筆証書遺言書の方...
2019年1月13日より相続法改正が順次施行されていっています。 ...
過失割合
過失割合は交通事故の被害によって異なりますが、典型的な事故類型につ...
裁判離婚
裁判離婚とは、離婚裁判を通じて離婚を成立させる方法です。協議離婚や...
協議離婚
協議離婚とは、夫婦同士の話し合いによって離婚する方法です。協議離婚...
相続登記(不動産名...
遺産相続が発生したときに相続するのは何も現金や預貯金などに限られま...
家出した配偶者との離婚
家出と離婚は密接な関係にあります。 まず、家出は、法定離婚事由た...
事業再生
事業再生とは、企業が倒産状態に陥った時にそのまま会社を清算するので...
業務提携契約書の作...
企業間の業務提携の際には、業務提携契約書を作成することになります。...
債権回収
債権回収は段階を踏んで行なうことが一般的で、たいていの場合は債務者...
栄パーク総合法律事務所(愛知県名古屋市東区/名古屋市尾張地方、岐阜県中農地方・東濃地方)|傷害事故の場合(後遺症なし)