M&Aとは、Mergers and Acquisitionsという英語の略です。
日本語では、「合併」と「買収」という意味になります。
M&Aが注目されはじめた背景には、日本の事業承継において大きな問題となっている後継者不足が関係しています。かつての日本では、事業承継を行う際に会社を継ぐのはオーナーの息子や娘でした。しかし、現在では景気の先行きが不透明ということもあり、会社を継がなくなってきているのです。
そこで、後継者問題を解決する手段として利用されはじめたのがM&Aです。ひと昔前は、M&Aというと「ハゲダカ」のように一方的な買収をされて、従業員もリストラされてしまうといったネガティブなイメージを持たれていました。しかし、そういったイメージは大きな誤解です。
M&Aは、譲渡する企業と譲受する企業が互いに話し合いを行う上で実行されます。そのため、交渉においてキチンと従業員の雇用に関しても交渉を行うことで、M&A後も従業員たちを守ることができます。
事業承継で効果が大いに期待できるM&Aですが、事業承継以外でも利用されます。例えば、事業を拡大・発展させる際にM&Aを行うことがあります。具体的には、競合他社と合併し、市場のシェアを拡大させるというケースが挙げられます。
M&Aは手続きが複雑で、税金の問題や独占禁止法といった法律面の問題も同時に解決しなければなりません。また、M&Aをしたいと思っても、条件に適した譲受企業を探し出し、交渉を重ねて互いが合意できなければなりません。
円滑にM&Aを進めるためにも、これまでに多くの案件を手掛け、経験と実績のある専門家にまでご相談ください。栄パーク総合法律事務所は、M&Aに関するご相談を承っております。お悩みの際は、お気軽に当事務所にまでお問い合わせください。
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